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英検二次試験の対策にも!家から出ずに「一人でスピーキング練習」をやり抜く4つの手順

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大人になってから英語のやり直し勉強を始めて、一番の壁になるのが「スピーキング」ですよね。

  • 「話す練習はしたいけど、いきなりオンライン英会話で知らない人と話すのはハードルが高すぎる…」
  • 「できれば家から一歩も出ずに、お金もかけず、まずは一人でこっそり練習したい」

そんな風に悩んでいる大人の学習者さん、けっこう多いのではないでしょうか。もちろん私もその一人でした。

そこで私が日々の練習相手に選んだのが、「英検の過去問」と「スマホ」です。

「え、英検?試験を受けるわけじゃないのに?」と思われるかもしれませんが、英検の過去問は、英語を話す練習にぴったりの、質の高い教材だなと感じています。もちろん、これから英検の二次試験(面接)を控えている方の本番対策としても、そのまま使えますし、持ってて損はないのではないでしょうか。

今回は、家でお金をかけずに一人でできる、私なりの「地道なスピーキング練習法」をシェアさせてくださいね。

大人になってからの勉強でも無理ではない、ということを一緒に頑張る皆さんに伝えられたらなと思います。

1. まずは口と耳の練習から(シャドーイング&オーバーラッピング)

まずは英語を話すための土台作りとして、過去問のリスニング問題のサンプル音声を使ったトレーニングから始めます。私が普段行っている練習は、シャドーイングとオーバーラッピングです。

  • オーバーラッピング…音声とまったく同じタイミングで被せて発音する
  • シャドーイング…音声の少し後を、影のように追いかけて発音する

最初の頃は、「聞いて、止めて、言う」「スクリプトを見て言う」「また聞いてみる」……というのをくり返して、同じように言えた気分になるまでやり続けます。

その後、オーバーラッピングに進むのですが、いざ音声と重ねて言ってみると、意外と同じように言えていなくて、「イントネーションがあってない気がする」「スピード感が違う」といったズレに気付くと思います。このズレを修正していくために、聞きながら話す練習をくり返します。

きちんと重ねて言えるようになったら、いよいよシャドーイングに進みます。

ここまでしっかり練習してきているので、あとは「音声につられずに言えるか」という点だけ気を付けてシャドーイングをしてみます。意外とつられてしまうのですが、何度かやっていくうちに、スラスラとできるようになってきます。

本来のシャドーイングは、英語を英語のまま理解したり、リスニングの能力をあげるためのトレーニングなんですが、いきなり完璧にやるのは難しいんですよね。なので、ここでやっているのは「シャドーイングができるようになるためのトレーニング」という感覚です。

慣れるまではちょっと大変ですけど、欲張って「両方」やってみるのが、会話のリズムを掴むコツだと感じています。ここで感覚をつかんでおくと、いわゆる一般的なシャドーイングもできるようになっていきます。

正直、頭も口もフル回転なので、終わった後はグッタリしてしまいます(笑)。口や舌、喉などの筋肉が疲れてしまうのですが、これを続けることで、相手の英語を聞き取る耳と、英語を自然に口に出す筋肉が少しずつ育っていくのを感じます。

英検の面接でも、面接官の質問をパッと聞き取るための、すごく良いトレーニングになると思いますよ。

2. ちょっと落ち込むけれど効果絶大!「録音&書き起こし」

2つ目は、私が一番効果を感じている、地味だけどしんどいトレーニングです。

過去問のお題(イラスト問題や自分の意見を問われる問題)に対して、実際に自分が英語で話した音声をスマホに録音し、その後「自分が喋った英語を、そのまま文字に書き起こす(ディクテーションする)」という作業です。

これをやると、最初は本当にショックを受けます(笑)。

「えー」「あー」という日本語のフィラーの多さ、沈黙の長さ、めちゃくちゃな文法、冠詞や三単現のsなどの細かな抜け落ち、時制の間違い、そして発音やイントネーションの不自然さ……。話している時は「けっこう言えたかも?」と思っていても、文字にすると今の自分の実力がそのまま浮き彫りになります。

でも、この「今の実力の程度を知って、軽く落ち込むこと」が、確実な成長につながるんだと思うんです。自分の弱点や口グセに気付くことが、結果的にスピーキング力を磨く近道になりました。

私自身、まだ全然スムーズに話せるわけではないので、このトレーニングをするたびに毎回落ち込みますが(笑)、めげずに頑張っています。

3. いざという時の「自分専用お助けフレーズ集」を作る

英検の過去問には、日常会話や社会問題など、大人が「自分の意見として話すシチュエーション」がたくさん詰まっています。

解答例を読みながら、「あ、この言い回しは使いやすそう」「この単語は、自分の意見を言う時にも使い回せるかも」というものを、スマホのメモ帳などにどんどんストックしていきます。

ポイントは、市販の単語帳を眺めるのではなく「自分の手を動かして集める」こと。

自分が「これなら実際の会話(や面接本番)でもパッと口から出せそう」と納得して選んだフレーズ集は、いざ英語を話そうとして頭が真っ白になった時に、自分を助けてくれる「お守り」のような存在になってくれます。

もちろん、自分が本当に言いたいことをAIを使って英語に訳してもらうこともあります。「これが言いたいんだけど、簡潔に言える英語が分からない…」という時はAIに相談して、自分が言いやすいフレーズを作成してもらい、それも一緒に書き残しておきます。

過去問の解答例から拾ったものや、AIと一緒に自作したフレーズは、今の自分にとって使いやすいものばかりになるので、実際の会話でも圧倒的にアウトプットしやすくなります。

4. たまには緊張感を作って「一人で本番(録画をする)」

2番目に紹介した「録音」と少し似ているのですが、日々の練習の腕試しとして、たまには時間をしっかり計って「試験本番スタイル」で過去問のお題に答えてみるのもおすすめです。

ここで大事なのは、あえて本番さながらの「緊張感のある状況」を作ること。本番と同じようにキッチリと時間を区切ります。人間って、緊張すると普段言えることもすっかり頭から飛んでしまいますよね。なので、英検の面接本番を想定して、その独特の空気に慣れておくのが目的です。

そしてこの時は、音声の録音だけでなく「スマホで録画」をするのがオススメです。

目線が泳いでいないか、自信なさげな態度になっていないかなど、相手から自分がどう見えているのかを客観的にチェックできます。

英検の二次試験の対策としてこの方法を使う人にとっては、「アティチュード(態度)」も採点基準に入るので、自分が面接官にどう見えているのかを一度確認しておくのはとても大事だと思います。もちろん試験を受ける予定がなくても、英語を喋っている時の目線のクセや自分の表情を知っておくのは、実際のコミュニケーションですごく役立つはずです。

【最新版】ひとりで行き詰まったら「AI」を先生にする

昔の私なら、ここで「どうしても独学がキツくなったら、勇気を出してオンライン英会話を使ってみよう」と考えていたかもしれません。実際、生身の人と英語で喋ることのメリットはとても大きいので、時間や予算に問題がないのなら、オンライン英会話も素晴らしい選択だと思います。

でも今は、いきなり教室に飛び込まなくても、一人で十分にスピーキング練習ができる本当に良い時代になりました。私たちの強い味方、「AI」があるからです。

2つ目のステップで書き起こした「自分のボロボロの解答スクリプト」を、ChatGPTやGeminiなどのAIに貼り付けてみてください。「この文法を直して」「もっと自然な言い回しにして」とお願いすれば、24時間いつでも、優しく正確に添削してくれます。

文章で相談するだけでなく、音声会話モードを使って、英会話練習の相手になってもらうこともできます。その場合、自分が発した言葉が画面上に文字起こしされて表示されるので、後から見直す時にもすごく便利なんです。

もちろん、自分の録音音声を何度も聞きながら自力で書き起こす(ディクテーションする)方が、スピーキングのトレーニングとしては効果的です。でも、「今日は自力で書き起こすのはしんどいな」「会話のラリーを優先したいな」という時は、AIに会話の相手をしてもらいつつ、ついでに文字起こしも任せてしまえば良いと思います。

私もこれまでに何度もAIを英語学習に使っていますが、添削はけっこう正確で分かりやすいですし、何より「何度同じことを聞いても絶対に嫌な雰囲気を出してこない」のが最高です。

オンライン英会話などの加入に迷っている人は、まずは気楽な気持ちで、AIを相手に話しかけてみてはいかがでしょうか。

スマホ、過去問、そしてAI。これだけあれば、高いお金を払わなくても、誰にも会わずに「自分の言葉で英語を話す力」は伸ばしていけると思います。 地味な作業の繰り返しですが、やればやった分だけ昨日の自分よりは前に進めます。

人と話す前に自分でできるスピーキング練習として、まずは今日、スマホで自分の英語を録音するところから、一緒に始めてみませんか?

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