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準1級の二次試験、S-CBTと従来型でラクなのはどっち?それぞれの対策方法を紹介

準1級・二次試験の知識
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この記事では、英検準1級の二次試験において、CBTと従来型のどちらを選ぶべきかを解説しています。

当サイトでは四コマ問題に関する様々な記事を書いていますが、今回はS-CBTと従来型の比較をし、読者の皆様に『二次試験だけを考えるのなら、S-CBTと従来型どちらを選んだら良いか』を決める際の参考にしていただきたいと考えています。

実際には、二次試験だけを単独で選択することはできず、一次・二次を通して受験方式を検討する必要がありますが、このサイトではあくまで二次試験に特化して、それぞれのメリットを紹介しています。

なお、個人的にはS-CBTの方が多くのメリットがあると考えていますが、もちろん従来型にも魅力があって、人によって合う合わないがあると思います。

この記事では、受験形式に迷っている方や、四コマ問題が苦手で負担を軽減したい方々に向けて、S-CBTと従来型のそれぞれのメリットや、どんな風に違うのかを紹介していきます。

【準1級二次のメリットの差】従来型は人との会話、S-CBTは効率の良さ

英検準1級の二次試験は、従来型とS-CBTの二つの形式があり、それぞれにメリットがあります。

二次試験のみを考えた場合、どちらの形式が自分にとってメリットが大きいかを見極めることが大切です。

従来型の特徴とメリット

従来型の二次試験は、長年にわたり実施されてきた形式で、多くの受験者に馴染みがあります。

直接面接官と対面するため、リアルなコミュニケーションが重視されます。

直接、面接官の顔を見ながら話せる

従来型の試験では、面接官と直接対面してコミュニケーションを取れるため、相手の表情や反応を見ながら話すことができます。

スピーキング本来の目的である『人との会話』として面接を受けられるので、話し方や内容をその場で調整することができ、相手の様子に合わせたコミュニケーションが可能です。

また、面接官の表情や態度を読み取って、自分の表現の仕方をその場で改善することができます。

面接官によっては、試験の緊張感がやわらぐ

一部の面接官は、受験者の緊張を和らげるために、リラックスできる雰囲気を醸し出してくれることがあります。

あからさまではなくても、優しい雰囲気で受験者を安心させ、スムーズに二次試験が進むようサポートしてくれます。

おかげで、試験のプレッシャーが軽減され、よりリラックスした状態で実力を発揮することができる場合もあります。

面接官も人ですから、優しい雰囲気の人もいますが、人によっては最初から厳しい雰囲気を醸し出している場合もあります。

『面接官による』ことが、メリットにもなる場合もあるし、メリットにならない場合も当然あり得ます。

受験する側としては緊張で怖くなってしまいますが、面接官にも緊張している人やあえて無表情を貫いている人、また面接官自身、試験後半で少々疲れていて表情に出てしまう場合もあるようです。

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面接官も人ですからね。

それでも、しっかりお仕事はしてくれています。

どんな人にあたるかは当日にならないと分かりませんが、それでも対面の方が話しやすいと感じる受験者にとっては、従来型で試験を受けるメリットは大きいと思います。

S-CBTの特徴とメリット

S-CBTは、コンピューターを利用した新しい試験形式で、従来型とは異なる利点があります。

特に、利便性や効率性が重視されています。

準1級だと試験の日程が1日だけ

S-CBTでは、英検準1級の試験日程が1日で完了するため、時間と手間を大幅に削減できます。

従来型のように複数の日程を調整する必要がないので、スケジュールを立てるが簡単です。

忙しい受験者や何度も受験をするのが難しい人にとって非常に便利です。一次試験から二次試験までを一日で終えられるため、時間的な拘束が少ないのがメリットです。

ナレーションの時に、残り時間が見れる

S-CBTでは、ナレーション中に画面上で残り時間を確認できるため、時間管理がカンタンです。焦ることなく、自分のペースでナレーションを進めることができます。

時間配分を適切に行うことで、最後までしっかりと話をまとめることができ、最後のコマまでたどり着かなかったという致命的な失敗をせずに済みます

ナレーションの時に、自分のタイミングで始められる

S-CBTでは、ナレーションを自分のタイミングで始められるため、しっかりと準備が整った状態で話を始めることができます

一次試験の後に、マイクやヘッドホンなどを装着し、一呼吸おいて落ち着いてから、スタートボタンを押すことができるので、自己ベストに近い解答ができる人もいます。

実際に、わたし自身も一次試験で英語脳になっているままの状態で、一旦落ち着いてからスピーキングに進んだことで、スムーズにスピーキングをする事ができました。

自分のペースで進められるという安心感が、試験のパフォーマンス向上につながると思います。

パソコンの画面に向かって話すので、緊張しなくてすむ

S-CBT形式の二次試験では、パソコンの画面に向かって話すため、面接官と直接対面する必要がありません

このおかげで、対面の試験に比べて、緊張が軽減されると思います。特に、人前で話すことに不安を感じる方や、面接官の表情や態度に影響されやすい方にとっては、大きなメリットとなります。

試験の最中でも、面接官の反応を気にしてしまうようなストレスが少ないため、緊張によるミスを減らし、より自然なナレーションや解答をする事ができます。

パソコンに向かって話すことが得意か不得意かで、意見が分かれると思います。

ただ、時間を見ながら話せることや、録画をされないのでスピーキング中の目線や態度を気にしなくてよい(話すことだけに集中できる)ことは、誰にとってもメリットになるのではないでしょうか。

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わたしは、緊張しやすく、面接が苦手すぎるのでS-CBTにしました。

【準1級二次対策の違い】従来型は模擬面接で、S-CBTはパソコン操作の確認を

英検準1級の二次試験対策は、CBTと従来型では異なるアプローチが必要です。

それぞれの形式に合った対策をすることで、試験本番でのパフォーマンスを最大限に引き出すことができます。

従来型での二次試験対策

従来型の二次試験対策では、面接官との直接対話を意識した練習が重要です。

対面でのコミュニケーションスキルを高めるために、模擬面接を繰り返し行い、実際の面接に近い環境で練習することが効果的です。

模擬面接では、友人や家族、あるいは英会話の講師に協力してもらい、本番さながらの緊張感の中で練習を行いましょう。

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誰かに協力をしてもらうのがおススメです。

また、面接官の表情やジェスチャーを読み取り、適切に反応する能力を養うことも重要です。

練習の時点では、『面接官の表情によって自分の話すスピードが変わってしまう』など、面接官から影響を受ける部分を知っておき、本番で同じような状況になったときにきちんと対処できるようにしておきましょう。

S-CBTでの二次試験対策

S-CBTでの二次試験対策では、パソコンを使用した試験に慣れることが重要です。

アプリやオンライン英会話スクールなどを活用し、実際の試験と同じようにパソコンを使用した練習を重ねることで、スムーズに対策を進めることができます。

特に、ナレーション部分の練習では、時間を計りながら行うことが重要です。本番では、右下にタイマーが表示されるので、同じように右下に残り時間が表示されるようにすると良いと思います。

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練習だけなら、四コマの過去問を見てパソコンやスマホで録画・録音がおススメです。

自分の中でのルール、例えば『30秒ごとに次のコマに行く』などを考えておくと、試験本番でのパフォーマンスをもっと向上させることができます。

また、そもそもですが、パソコン操作に慣れておくことも大切です。試験中に余計なストレスを感じることなく、落ち着いて試験に集中することができるようになります。

初心者の方ならS-CBTを選んだ方が、不安が少ないかも

英検準1級を初めて受験する方にとって、S-CBTの方が不安が少ないのではないかと思います

パソコンを使った試験形式は、自宅での練習がしやすく、一人で練習ができるという利点があるからです。また、S-CBT形式の試験当日の本番では、会場全体が、集中して試験に臨める環境に整えられているので、初めての試験でも集中しやすいと思います。

面接官がいた方が落ち着くという方もいるでしょうが、初心者の方でパソコンの操作ができるのであれば、S-CBT形式の試験がおススメです。

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パソコンやスマホを使えば、近くに先生がいなくても練習がしやすいのも、S-CBTをおススメする理由の一つです。

英検準1級全体を通して考える、S-CBTと従来型の違い

英検準1級全体を通して考えると、S-CBTと従来型にはさまざまな違いがあります。

それぞれの違う点を理解し、自分に合った試験形式を選ぶことが重要です。

一次試験での違う点

一次試験では、S-CBTと従来型での違いが顕著です。

S-CBTではパソコンを使って試験を行い、従来型では紙と鉛筆を使います。

  • S-CBTは、パソコンを使う
  • 従来型は、紙と鉛筆

S-CBTでは入力と書き直しが簡単で、特にライティング問題では、タイピングのスピードが速いととても有利になります。一方、従来型では手書きでの解答が求められるため、手書きのスピードや正確さが重要です。

学生の方は、普段から紙での解答に慣れているので、従来型の方が良いという方が多いようです。他にも、英文タイピングに慣れていない方にも従来型がおススメです。

S-CBTが合う人
従来型が合う人

従来型で受験する方は、英作文で焦って字が汚くなってしまったり、一度書いてしまった文の構成を後から変えるのは大変です。時間を気にしながらも、落ち着いて丁寧に書くようにしましょう。

二次試験での違う点

二次試験でもS-CBTと従来型には大きな違いがあります。

従来型では面接官と直接対話する形式ですが、S-CBTではパソコン上の録画された面接官に向かって話すことになります。

  • 従来型は、面接官との対話
  • S-CBTは、パソコン上で面接

従来型の試験では、面接官の反応を見ながら進めます。一方、S-CBTでは自分のペースで試験を進めることが可能です。

また、S-CBTではヘッドホンとマイクを使うので、環境や人(面接官)に左右されない、音声を直接聞くことができるなどのメリットがあります。音声が聞こえないなどのストレスを軽減し、リラックスした状態で試験に臨むことができます。

【経験談】準1級の二次は、従来型ではなくS-CBTが自分に合っていた

ここでは、実際に英検準1級を受験した際の経験談を紹介します。

S-CBT形式での受験で、どのようなメリットがあったのかを具体的にお話ししていきます。

英検準1級はS-CBTがメリットが多いと感じた

実際にS-CBT形式で英検準1級を受験したのですが、わたしはS-CBTの方がメリットが多いと感じました

まず、試験日程が1日で済むことと、試験実施日が多いことから、スケジュール調整がしやすいので、忙しいスケジュールの中でも無理なく受験することができました。

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S-CBTは、平日も受験できるので、日程の選択肢が多いのです。

試験会場の環境は、思っていたより快適で、試験の実施自体もスムーズでした。S-CBTは色々な級の人が同時に受験しますが、特にトラブルもなかったですし、待ち時間が長すぎるような不満点もありませんでした。

特に、時間管理の面でS-CBT形式が非常に便利でした。

リーディングでもライティングでも、もちろんスピーキングでも、残り時間の確認をするときは画面上に出てるので、視線を画面から外す必要がなく、集中力を削がれずに解答することができました。

一次のライティングでは、入力と書き直しが楽だった

S-CBTの一次試験では、ライティングの入力と書き直しが非常に楽でした。

タイピングのスピードが速い方にとって、CBTは大変便利です。わたしは、事前に英文タイピングの練習をしていたため手書きより速く入力できました。

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わたしは、ネットで無料で使えるイータイピングで練習しました。

また、誤字脱字の修正が簡単にできるため、書き直しに時間を取られることがなく、スムーズに回答を進めることができました。文章の前後を入れ替えたり、いらない文章の削除をカンタンにできるのはパソコンで受験するメリットだと思います。

パソコン上で入力するので、文字のキレイさや読みやすさを気にする必要もありません。

焦って、あまりに汚い字で書いてしまうと、採点者が解答を読めなくなって、合否の判定に影響するかもしれません。しかし、パソコンでの入力だと、文字のキレイさを気にせずに、書くことだけに集中することができました。

集中を切らさずに試験を進めることができるのは、大きなメリットだったと思います。

二次試験は特に答えやすかった

S-CBTの二次試験では、特に答えやすさを感じました。

残り時間が画面上で確認できるため、四コマ問題で、コマ毎の時間管理がしやすく焦らずにナレーションを進めることができました。

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2分で四コマ目までナレーションするために、時間配分が大切ですよね。

2次の面接のときに流れてくる動画は、外国の方が面接官をしているもので、聞こえてくる音声は、癖のない教科書のような英語でした。ヘッドホンで直接聞けるので、かなり聞き取りやすかったです。

1次のリスニングでも感じたのですが、ヘッドホンで直接音声が聞けるのは、従来型のスピーカー音声より聞きやすくて、聞き取りがラクだと思いました。

さらに、試験環境が静かで集中しやすく、他の受験者や面接官の雰囲気に影響されなかったことも良かった点です。

多少は左右の人が視界に入ることもありますが、間には透けない仕切り板があるのでほとんど見えません。おかげで、他の受験者が気になる事はありませんでした。

スピーキングのときは、他の方の声がヘッドホン越しに少しだけ聞こえてきましたが、自分が話してしまえば聞こえなくなる程度でした。

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他の方の解答に引っ張られたり、自分の声が他の受験者のジャマをすることはなさそうでよかったです。

あと、わたしは対面、つまり面接官との試験ではかなり緊張してしまうタイプなので、パソコン相手の方が気持ちがラクでした。

結果的に試験中に周りに影響を受けることもなく、しっかりと解答することができ、合格することができました。

【まとめ】準1級では、パソコンが使えるなら、従来型よりS-CBTがおススメ。でも人による。

英検準1級の試験を受ける際、パソコンを使ったCBT形式の方がメリットが多いと個人的には思っています。

それは、試験日程の柔軟性や時間管理のしやすさ、ナレーションのしやすさなど、CBTには多くの利点があるのは間違いないからです。

しかし、対面でのコミュニケーションに慣れている方や、手書きの方が得意な方にとっては、従来型の方が安心感があるのではないでしょうか。

それに、従来型の試験では、面接官と直接対話できるため、面接官が話しやすい雰囲気を作ってくれることがあり、結局、どちらの方式で受験するべきかは人によります。

最終的には、自分の得意な形式を選び、最高のパフォーマンスを発揮できる方法で試験に挑むことが重要です。自分に合った形式を選び、英検準1級に向けてしっかりと準備を進めましょう。

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少しでも参考になれば嬉しいです。応援してます!

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