PR

【英検準1の二次対策】過去問だけでもムリではない。一人で最大限に効率を上げるコツ

準1級 四コマ対策
記事内に広告が含まれています。
  • 二次試験の面接は、過去問だけで対策すれば受かる?
  • 過去問で練習してるけど、なかなかスムーズに話せない!
  • 過去問を使った効率のよい四コマ対策の方法は?

過去問を何度も解いて一次試験に受かったあと、「二次試験も過去問だけでいいの?」と不安になっている人は多いと思います。

私も受験前には、「過去問だけでいいのかなぁ」と若干の不安を感じながらも、準1級の二次試験のために、過去問を必死で分析しました。

  • どんな四コマが出るのか
  • 話の流れにパターンはないのか
  • サンプル解答によく出るフレーズはどれか
  • 自分が言いやすい解答のパターンはなんだろう
  • 制限時間にちょうど良い文量はどのくらいなのか など

…過去問とにらめっこをしながら色々と考えました。

運営者
運営者

この過去問をしっかり分析した経験がのちの合格につながったと感じています。

そこで、今回は以下の内容の解説をしていきます。

  • 英検準1級の対策には必須である「過去問集」。これだけでの二次対策はムリではないこと。
  • 過去問を使って面接準備をするときの具体的な方法
  • 過去問だけでは英語力は上がっても面接力がつきにくい。模擬面接の実施をオススメしたいこと。

この記事を読めば『過去問を最大限に活用するためのコツと、過去問だけでは足りない部分の補い方』について理解できると思います。

「次の二次試験で必ず合格したい」と思っている方は、ぜひ最後までご覧ください。

準1級の二次試験|過去問だけでの合格は、不可能ではないが足りない

過去問だけで、準1級の「面接に必要な英語力」は身につく

まず、過去問だけで「準1級の面接に受かるレベルの英語力を身につけること」はできると思っています。

理由はいくつかありますが、一次試験を突破している人なら十分な語彙・文法の知識を持っているからです。

過去問だけで受かると思う理由
  • 二次試験より一次の方が、単語・熟語が難しいから。
  • 二次試験より一次の方が、文法力が必要だから。
  • 二次試験より一次の方が、リスニング力が必要だから。

どう考えても、単純な英語のレベルは一次試験の方が難しいです。

一次と二次を比べたら、準1級の二次面接で使われている語彙や文法はまだまだ簡単です。

二次試験が簡単と言いたいわけではなく、面接で使われている英語は「すんなり理解ができるな」と感じるレベルだと思います。

運営者
運営者

個人的な感想ですが、私は1次試験のリーディングに出てくるようなレベルの英語は難しすぎて使いこなせないです。
リスニングも、あのレベルの内容を一言一句は理解してないです。試験中の静かな環境で、聞き取りやすい音声をかなり集中して聞くので精一杯です。

二次試験を受ける人は、難しい一次に受かったくらいですから、面接に受かるための英語力はもう持っているはずです。

あとは、過去問で「出題傾向」と「出題内容」を把握すれば受かるレベルになっています。過去問をしっかり分析すれば、面接に必要な英語力は身に付くことでしょう。

過去問だけで英語力は上がっても、「対応力」が身につくかは人による

一次試験に合格して、過去問で二次試験の問題分析をしっかりすれば英語力は身に付きます。

でも、準1級の二次試験は、スピーキング能力を評価する試験です。難解な英語が分かるか、ではなく、英語で話せるかどうかの試験です。

面接対策のために過去問を使うことは必須ですが、過去問だけで絶対に合格できるかと言えば、実際は難しい部分があります。

過去問では、「即興で英語を話す力」を伸ばせません。

過去問で分かるのは、試験の形式や内容、また出題の傾向だけです。しかし、実際の試験で求められるのは、『即興での応答力』や『実際に話す力』ですよね。

この「即興で話す力」は、過去問うんぬんではなく話す練習によって身につけるものです。

面接で使う「英語の内容」は過去問で、その英語を使って「話す練習」は別で行う必要があります。

運営者
運営者

過去問だけで『即興での応答力』や『実際に話す力』を身につけるのがムリかと聞かれたら、「絶対にムリ」とは言えません。

実際に過去問だけで受かったという人もいます。
過去問しか使っていなくても「面接で即答する練習」が独学でやれる人は合格します。

過去問での二次対策 できること・できないこと

過去問だけで二次対策はする意味は十分にある!

難しい面もありますが、過去問を分析して過去問だけで対策をやってみることは、とても良いと思います。

先にも書いたように、私にも過去問の分析をして対策をした経験があり、そこで調べたことはとても役に立ちました。

過去問分析は、ポイントになる解答をするために本当に大事です。

過去問を使ってできることは「問題の分析」

過去問を使ってやらないといけないことは、出題された問題の分析です。
具体的な対策は、以下の通りです。

  • 出題傾向の把握
  • 模擬試験の実施
  • 自分の弱点の発見

出題傾向の把握
過去問を解くことで、試験でよく出るトピックや質問形式を把握できます。何度も過去問を解いて出題形式な慣れておけば、試験本番での心構えができます。

模擬試験の実施
過去問を使って模擬試験を行うことで、本番と同じような流れで練習することができます。独学であっても練習をくり返せば、試験の流れに慣れ、時間配分の感覚をつかむことができます。

自分の弱点の発見
過去問を解く中で、自分がどのような質問に対して弱いか、どのような発音とイントネーションが苦手かを把握できます。過去問を使うことで、重点的に強化すべきポイントが分かるようになります。

運営者
運営者

この3つは、必ずやった方がいい対策です。過去問がないとできません。

過去問を使ってもできないのは「面接に即応答する力をきたえること」

一方で、過去問を使っていくら繰り返しスピーキング練習をしても、伸ばしにくい部分もあります。

  • 対応力の不足
  • 表現力の不足
  • 一方通行の練習

対応力の不足
過去問だけでは、試験本番で予想外の質問や新しいトピックに即答できる力が十分に養われません。実際の試験では、臨機応変な答えが求められ、さらに瞬間的に話し出す練習が必要です。

表現力の不足
過去問を解いたり解答サンプルを読むだけでは、表現力や自然な会話能力が身につきにくいです。たくさんの練習を通じて、自分の中の解答に使えるフレーズのストックを増やしたり、実際のコミュニケーション能力を高めてナチュラルな英語で答えられるようにすることが重要です。

一方通行の練習
過去問を解くことで得られるフィードバックはサンプル解答に限られているため、効果的な復習や改善が難しいです。もっと効果的に対策するためには、過去問以外の学習方法や先生からのフィードバックを取り入れることが必要です。

運営者
運営者

過去問は、自分が出した答えに対してのリアクションをしてくれません。

過去問はあくまで過去問なので、自分のどこが良くないのかを見抜いたり、足りない力を伸ばす練習方法を自分で見つけないといけません。
誰も教えてくれないので、上記の3つの状態(対応力不足、表現力不足、一方通行の練習)に陥りがちです。

試験対策として「過去問を見て解答すること」はできても、その自分の出した解答があっているのか不安になって、アドバイスが欲しくなるのは自然なことだと思います。

過去問だけでは不十分な理由

過去問だけでの対策が不十分な理由を詳しく見てみましょう。

1、即興で答える力がつかない

英検準1級の二次試験では、即興での解答力が求められます。

過去問を解くだけでは、試験本番で求められる即興性や幅広い解答力が十分に養われません。色々な質問に即答する練習や、異なるトピックについてすぐに解答する練習が必要です。

2、リアルなコミュニケーションができない

過去問を暗記するだけでは、実際の会話で求められる自然なコミュニケーション力が向上しません

試験官とのリアルなやりとりをシミュレーションすることで、本番でも通用するスピーキング力をつけることが重要です。

3、フィードバックが足りない

過去問を解くだけでは、自分の解答に対するフィードバックが得られないため、効果的な改善が難しいです。

模擬面接やオンライン英会話などでフィードバックを受けることで、自分の弱点を把握し、改善することができます。

4、発音やイントネーションの練習不足

スピーキング試験では、発音やイントネーションも重要な評価基準となります。

過去問で対策できない部分は、詳しい人に頼るのも一つに策

過去問を解くだけでは、発音やイントネーションのスキルを十分に練習することができないため、発音練習やシャドーイングなどの補完的な練習が必要です。

運営者
運営者

聞かれたことに解答できても、実際に口頭で答えるための練習は、過去問だけでは難しいのです。

この記事では、過去問だけでできる対策方法を紹介していますが、やはり独学では難しいところもあります。

以下の記事で、ハイレベルな英語力を持った日本人講師がオンラインで英検対策をしてくれることのメリットについて書きましたので、独学に不安がある方はこちらの記事も参考になさってください。

準1級の過去問を使って、二次試験の対策をする具体的な方法

過去問を【解く前】

いきなり過去問を解く前に、少しだけ準備をしておくと、より効果的に過去問を使うことができます。

試験形式の理解

試験の構造や流れを理解し、どのような形式で質問が出るのかを把握しておきましょう。

 → 過去問を解く際に焦らずに対応できます。

よく使われるフレーズの学習

英検準1級のスピーキング試験でよく使われるフレーズや表現を事前に学習しておくことで、過去問を解く際にスムーズに対応できます。

 → 試験中に困ることが少なくなります。

時間管理の練習

過去問を解く前に、時間を計って模擬試験を行い、時間配分の感覚をつかんでおきましょう。

 → 本番でも焦らずに対応できます。

運営者
運営者

試験の内容に集中するための準備をしておきます。

過去問を【初めて~数回解くとき】

過去問を効果的に活用するための具体的な方法を紹介します。

時間を計って模擬試験形式で解く

実際の試験と同じ時間制限で過去問を解くことで、本番の緊張感を再現し、時間管理のスキルを身につけることができます。

具体的な方法は?

タイマーを使って、実際の試験と同じ時間設定で過去問を解きます。

 → 試験のペースをつかみ、時間内に回答をまとめる体験・練習ができます。

メリットは?

実際の試験と同じ解答時間にすることで、試験本番での緊張感を減らし、時間内に解答を終える自信をつけることができます。

運営者
運営者

模擬試験形式で解くことで、試験のプレッシャーに慣れることができます。

解答の後に徹底的に復習する

過去問を解いた後は、必ず復習を行います。解答の見直しをして、自分の弱点や間違えた部分を確認し、改善策を考えることが重要です。

具体的な方法は?

自分の解答を録音して聞き返し、どの部分が改善すべき点かを確認します。

 → 模範解答と比較し、どのように表現すればより良い回答になるかを考えられます。

メリットは?

自分の弱点を明確にし、次回の試験で同じミスを繰り返さないように対策を立てることができます。

運営者
運営者

模範解答と自分の解答を比較し、表現や内容の改善点を見つけることで、次回の試験に向けてのスキルアップが図れます。

過去問を【繰り返し解くとき】

過去問を繰り返し解くことで、スピーキング力を向上させるための具体的な方法を紹介します。

シャドーイング活用

シャドーイングは、リスニング力とスピーキング力を同時に向上させる効果的な練習方法です。過去問のサンプル解答の英語音声を聞きながらシャドーイングすることで、発音やリズム、イントネーションを自然に身につけることができます。

具体的な方法は?

英語の音声を聞きながら、そのままのスピードで繰り返します。最初はゆっくりとしたスピードで始め、徐々に速いスピードに挑戦します。合わせて、短いフレーズを繰り返し練習し、正確な発音と流暢さを目指していきます。

メリットは?

発音やイントネーションが向上し、自然な英語のリズムを身につけることができます。また、リスニング力も同時に向上するため、一石二鳥の効果があります。

運営者
運営者

スピーキング力が飛躍的に向上します。

また独学ではないのですが、より面接での応答力をきたえたい場合は、英検に詳しい講師からフィードバックをもらうのがオススメです。

英語の先生との模擬面接

英検に詳しい英語の先生との模擬面接を通じて、実際の試験に近い環境で練習をします。先生とのやりとりを通じて、リアルなコミュニケーション能力を養い、即興での応答力を高めることができます。

具体的な方法は?

オンライン英会話や英語塾などで英語の先生と模擬面接を行います。実際の試験形式で質問を受け、即興で回答する練習をします。フィードバックをもらい、自分の弱点を改善します。

メリットは?

実際の試験に近い環境で練習することで、試験本番での緊張感を減らし、実践的なスピーキング力を向上させることができます。また、英語の先生からのフィードバックを受けることで、自分の改善点を具体的に把握できます。

運営者
運営者

フィードバックを受けることで、自分の改善点を具体的に把握し、次の練習に活かすことができます。

二次試験対策のために、準1級の過去問以外のおすすめ学習法

過去問以外にも、二次試験対策に役立つ学習法があります。以下に、いくつかのおすすめの方法を紹介します。

オンライン英会話で実践練習

オンライン英会話を利用することで、実際の対話形式でスピーキング力を向上させることができます。多くのオンライン英会話サービスでは、英検対策コースを提供しており、試験に特化した練習が可能です。

どこを選んだら良い?

オンライン英会話スクールの中でも、英検準1級対策コースがあるところを選びます。週に数回のレッスンを受け、英検のことを知っている先生と実践的な対話練習を行います。

メリットは?

実際の試験に近い形での練習ができ、試験でのリアルなスピーキング能力を向上させることができます。また、自宅で手軽に練習できるため、忙しい方にも最適です。

英検を知っていて、ちゃんと教えられる先生と直接対話することで、実践的なコミュニケーション能力を養うことができます。

運営者
運営者

英検準1級対策コースがあり、教えられる先生がいるオンライン英会話スクールを選びましょう。

今のオススメは二つあり、どちらも本質的な英語力を上げるためのスクールになっています。

英語で自分が話したいことを明確できる、書いて話すオンライン英会話の『ベストティーチャー』

日本講師によるマンツーマンで指導でTOEICや英検対策に特化『KIRIHARA Online Academy』

また、ネイティブキャンプが安価で回数無制限でのレッスンが受けられるのが魅力です。下記は私が英検対策にネイティブキャンプを使ったときの経験談です。こちらも参考になさってください。

準1級の過去問以外の対策本を使う

準1級の過去問以外にも、たくさんの英検対策本が市販されています。これらの対策本には、試験の出題傾向や頻出トピックに基づいた練習問題や予想問題が載っています。

どんな本を買えばいい?

書店やオンラインショップで英検準1級対策本を購入し、計画的に学習を進めます。特に二次試験対策に絞りたいなら、スピーキングに特化した教材を選び、実際の試験で役立つ表現やフレーズを学んだり、予想問題を解いたりして対策を進めていきます。

メリットは?

色々な練習問題や模範解答を通じて、幅広いトピックに対応する力を養うことができます。また、対策本には試験に役立つアドバイスやテクニックが書かれていることが多く、こちらも参考になります。

対策本を活用することで、過去問だけではカバーしきれない部分を補い、総合的なスピーキング力を向上させることができます。

運営者
運営者

英検準1級のスピーキングに特化した本を買って、色々な予想問題で練習しましょう。

他の級の過去問を使って、二次試験の練習をする

準1級の過去問だけでなく、他の級の過去問も活用することで、さまざまなトピックや質問形式に対応する力を養うことができます。特に、2級や準2級の過去問には、似たような問題が出されていることがあり、予想問題として活用することができます。

どの級でもいいの?

他の級の過去問を入手し、準1級の対問題題として活用します。特に2級や準2級のスピーキング問題に挑戦することで、出題されるのテーマの幅を広げることができます。

また、2級や準2級のライティング問題に出てくる内容は、準1級の二次試験でQ&A問題として出てくることがあります。

メリットは?

過去問だけでは対策できるテーマが少ないと感じた場合の、良い練習問題になります。級のちがいで解答の仕方(長さ)がちがいますが、準1級で出題されたものとして解答していくことで幅広いトピックに対応する力がつけられます。

運営者
運営者

2級や準2級でも出題されるのは身近な社会問題なので、似たような問題が出されます。

【まとめ】準1級の過去問と他の学習を併用して、二次試験対策をしよう

英検準1級の二次試験対策には、過去問を使うことが重要ですが、それだけでは不十分な部分もあります。

過去問で対策する際にはは、模擬試験形式で解くことや、解答後に徹底的に復習することが重要ですが、どうしても実践的なスピーキング力を養うには足りない部分が出てしまいます。

個人でできることとしてはシャドーイングがありますが、一人での練習では限界も感じます。

過去問をしっかり活用しながら、オンライン英会話で英語の先生との模擬面接をしたり、市販の対策本や他の級の過去問を併用したりと、工夫を重ねることで総合的にスピーキング力を向上させていきましょう。

色々な学習法を組み合わせて、過去問だけでは足りない、発音の部分や練習問題の不足を補い、二次試験の合格に向けてしっかりと準備を進めましょう。

運営者
運営者

少しでも参考になれば嬉しいです。応援してます!

以下の記事に、過去問をフル活用する方法まとめてあります。こちらもぜひ参考になさってください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました